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北村峰月の俳句会
新年の俳句風景
新年の部
俳句のある風景を切り取りました。
聖和の直さんへ戻れます。
hogetu@kyoto.zaq.ne.jpまで。
華厳の滝
淑気かな 日光杉の 梢空 峰月
初空や 日光杉の 秀の梢 峰月
二荒山神社 ふたらさん じんじゃ
日光東照宮 日暮門
新玉の 年を言祝ぐ 朝ぼらけ 峰月
屠蘇散の 薬剤棚の 隅に買う 峰月
見目のよき 巫女に神籤 賜はれり 峰月
初夢に 特選秀逸 一人占め 峰月
夢殿
初買いは 拝観券や 法隆寺 峰月
宝積み 黄金零るる 牛車かな 直三郎
夢殿を 濡らすほど無き 御降りかな 峰月
法隆寺 柿は枯れ木と なりてをり 峰月
初神籤 吉凶ひとに 告げざらむ 峰月
神籤筒 振れば響けり 今朝の春 峰月
初神籤 見目佳き巫女に 享けにけり 峰月
神鼓鳴る 庭白々と 初詣で 峰月
結ひ神籤 紛れるものに 返り花 峰月
初詣 鳥居照る赤 待ち合せ 峰月
ずーつと 月に二度ほどお水を頂きに来ております。
星入れて 柄杓の水の 凍りたる 峰月
しっかりと 捕まえていても 不安あり 直三郎
いかないで やっぱり捕まえて おかないと
直三郎
初詣で 日和と言ふ 余慶かな 峰月
寄り合ひて 初春の真中に をりにけり 峰月
はる
正月の 露路店まるで 万華鏡 峰月
恋ふ人を 探せり絵馬の 裏おもて 直三郎
八坂神社
読むようで 眺めてをりぬ 初春の絵馬
峰月 はる
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